「いえいえ。すてきなお洋服ですね」



「ほら、将貴もご挨拶しなさい。」

「はじめまして。
安部将貴といいます。いつも芽依さんにはお世話になってます。」


・・・ん?


ちょっと待って!

あたし、お世話した気ないんだけど!
矛盾だよ?これこそ矛盾!!

「はじめまして。
東尾真です」


あえてなにもふれてこないパパは、ほんとにすごいと思う。


「立ち話もなんですから・・」


そういって、あたしたちはレストランに入った。