「俺さ、芽依ちゃんのこと好きなんだよね」

はいっ!?


「どーいう・・・っ!」

グンッ

もう、キスができる距離だった。

嫌っ!!こないで!!


言いたいことがたくさんあるはずなのに、体を動かしたいはずなのに、支配されているかのように、口も体も動かなかった。


「一目惚れっていうの?カフェでリュウと芽依ちゃん、2人でいるのを見たときから。
でもすでに芽依ちゃんはリュウの彼女だったからさ。
ぶっつぶしたかったんだよね。リュウと芽依ちゃんを。」

嫌だよ!!

リュウ!!