続・彼女が愛した温もり


カレンは冬でもあまり厚着をしない

風邪はひいてないだろうか。


もしもカレンの居場所が分かるなら
どこだって会いにいくのに

場所さえ不確かで。


♪♪~
いきなり鳴った携帯には

ディスプレイには待ちわびた名前が光っていた。

『カレン』

もしも、これが見間違いなら
すぐ消えてほしい

なのに、目の前の携帯には『カレン』の名前が光っている。