考えた末に辿り着いた結果は――



「…寒っ…」



来る人は あまりいない取って置きの穴場。



だからって、誰もいないとは限らないのに。



「…あはっ、何それー」



近づいていく度に、声や顔があたしの瞳に鮮明に映された。



あの人は―――――…