ツナマヨか…あんまり好きじゃないなぁ。


コーヒーを飲んで一息。


「…ん」


友達から電話がかかってきた。


《千亜、どこにいんのぉ?》


「公園」


《そろそろ来なよ?》


「うん」


唯一、信じられる友達。


槙原愛奈。
幼稚園からずっと一緒で大親友でもある。


愛奈は、あたしの母親以上に心配する。


そこが愛奈のいいとこなんだけどね。


「もう行くよ」


《本当?早く来てねー》


すぐ行くから。

携帯をバッグに入れて、歩いて大学へ。