ピンポンと響きわたる音の数秒後に


ドアが開いた。


[いらっしゃい!


散らかってるけど、ごめんね]


[いいよ!ってゆうか綺麗でしょ!]


ちゃんと小綺麗な部屋に、

僕は感心した。


[何か飲む?]


[ビール、買ってきたから一緒に飲まない?]


[あら、気が利くねぇ、じゃあ飲もっか!]


僕と留美はビールを飲みながら、


他愛もない話に花が咲き


あっという間に2時間が経過していた。


一時の安らぎか酔いも回り


留美が意気なり


切り出してきた。