あれから数日後…朝起きてみると華音先輩からメールがきていた

<久しぶり、暁がよんでいるみたい。すぐにわたしの家まできてちょうだい>

いきなり呼び出しかよ

仕方なく着替えてから華音先輩の家に向かった

「よぉ、早かったな真実」

「あ、暁さんお久しぶりです」

すると履いていたサンダルをとばしてきた

「師匠と呼べ師匠と!」
「シショウオヒサシブリデス」

「カタカナ風に言うな!まあいいや、ちょっと来い」

あきれたような口調で手招きされ、庭までつれてかれた

「これもっとけ、今回の世魔(よま)とはそれで戦えるはずだ」

世魔?
なんだそれ

「師匠、世魔ってなんですか?」

「そういえば説明してなかったな。俺たちは心霊現象、都市伝説などの科学で解明できないことを専門にしている。時には戦い、時には導き解決するのが俺たち対霊都対策室だ。そして相手は大きく分けて二ついる。一つはさっき言った世魔だ。
こいつは都市伝説が人によりより怖くされたものがみんなが恐れ具現化したものだ。こいつのやっかいなとこが、人の影響を受けると言うことだ。つまり話す人がいなくならない限り永遠に増え続け、なくならないと言うことだ」

するとここで話をやめた

「続きは後でな、俺寝てないから眠いんだわ。俺が起きるまで棍を振り回して慣れろ!!以上!!」


そう言い残し家に入っていった