闘技場に向かう


みんな緊張しているようだそれもそのはず

重傷者を出したのは今日の相手…零だからだ


会場に着くと会場は満席…今まで負けた奴らも見ていた


<さあいよいよ決勝戦!!どちらが勝つのか!!ここまでこの名前を聞くと誰が思ったでしょうか!!大地と愉快な仲間たち!!対するは…不気味な稲妻が相手を襲うチーム零ではバトルスタート!!>



零は武器を誰も出さないでいた

さあ…どう動く…


一人を残し五人が上に手をかざした


すると稲妻が流たちに落ちる


「みんな!!」


駆け寄ると軽傷みたいだが体が痺れているようで動けないでいた


「風で…電気を…逃がせたが…全部は無理だった…」


「いや…みんな軽傷だ。流の判断は正しかったよ」


相手を見ると一人しか立っていなかった


どうやら五人はすべての力を使ったみたいだ


「お前と殺りあって見たかったんだ…これで二人だけだ…」


髪は長く顔が半分ほど隠れている



すると目の前に現れ腹を殴られ後ろに飛ばされる


「雷を纏ってるのか……生身じゃきついな…」


「俺は見てたぞ。あの濃霧の中の動き……見せてみろ!!」


相手の周りには雷が囲んでいる…

手には紫の刀が握られていた


するとまた消える


バチバチと音が聞こえる

どこだ…どこにいる…


刀を構えるが後ろから蹴られみんなの前まで飛ばされる


「くそ!!はやいな…」


神狼化すれば行けるだろうが無理な今…何か対処しないと


後ろを見ると辛そうな顔のみんながいる


「待ってろ…絶対勝つ…」

目を閉じ体を楽にする


……感じろ…俺には雷を使う神狼の血が半分も流れてるんだ


すると右から何か感じた

刀を構えるとあいつの刀を防いでいた


「慣れた」


「何を抜かすか…」


攻撃は止まないがかろうじて防げてはいる

だが刀からでる風の刃が少しずつ体を傷つけていた


これでは負けは時間の問題だ