<これは何が起きたんだぁ!?霧がかかった5秒間にハンターが戦闘不能になっているぞ!!動けたのは一人だけ、だが能力がないのにどうやったのかぁ!!勝ったのは大地と愉快な仲間たちだぁ!!>



俺は一人一人地面から助ける


「すまなかった。俺のミスだ」


「気にすんな!!濃霧で見えなかっただろうしな!!」


<今日は時間が遅いため明日の1時から決勝戦を行います。選手の皆さんはゆっくり休んでください>



部屋に戻ると女子は風呂に入った


いつもは覗こうとする大地が動かない


「どうした?」


「ちょっと不安でなぁ…今日いい動きだと思ったのにだめだったからさ…」


柄にもなく落ち込んでいる大地


「相手と相性が悪かったんだ…仕方ないさ。それより花園がお前を呼んでるぞ?」


「…そうだな…こうしちゃいられねぇ!!」


「そうだ!!それが大地だ!!行け!!まだ見ぬ秘境へ!!」


大地は走って行った

しかし断末魔のあと大地は散った



女子たちは食事をすませると白雪の部屋に集まった


「みんな…違和感あったよね?」


「うん…試合の真実くん…なんか怖かった…」


「たしかに…なんかいつもと真逆な感じで目も鋭かったね」


女子たちは真実は何か隠している事を感じ取っていた



その頃流は明日の試合について考えていた


一回も戦いを見たことがない相手…

どう動くのか
予想もできない…

真実が戦わずにすむのか

いろいろな事を考えていた



そして決勝戦の朝が来た