大会初日

場所は闘技場が地下にあるらしい


「真実…この大会は俺たちだけで戦わせてくれ」


「……いいだろう。頑張りたまえ諸君」


みんなは無表情になった


「なんで真実くんは戦わないの?」


「紅…考えてくれ…強いとは言っても力の使えない真実は一発当たっても重傷だ。なら戦わせるのは危険だろ?…それとも反対か?」


「流くんがそうゆうならいいよね!!ね!!みんな」


ほかのはニヤニヤしていた


「ならいい……時間だ…行こう」


流の合図に会場に入る

かなり広い空間だ
小さなドームを思わせる
周りの客席には一般人が入っていた


神風のみんなは殺気立っている


<皆さんおはようございます。今日はできる限りの試合をトーナメント形式でいきたいと思います。それではトーナメント表です。>


大きな画面にトーナメント表が映し出される


「俺達の名前何?」


「俺にはわからん」


「言ってなかったっけ?大地と愉快な仲間ーズにしたって」


そんなバカな…そんなそんな名前…


「あれか?」


流の指差す所をみた

DYNS…略されてる…まさかフルで呼ばれないよな?


「棄権したいな…」

「…そうだな」


「「「ださい」」」

みんなの士気はマイナスに達した…


「大会終わったらリンチだからな」


「嘘だろ!?」


DYNSは20試合目だ


それまでは控え室に行ていいらしい
モニターで大会を見れるらしい


「みんな強いね…」


美桜の言うとおり

なかなかだった
多分神風幹部から教えて貰ったんだろう


だけどこいつらならまだ危険視しなくても大丈夫そうだ


「みんな…なるべく早く倒そう。最初の試合は流は力を温存、大地、美桜、白雪、紅で終わらせてくれ」


「任せろ!!秒殺だ!!秒殺」

大地…任せていいのか…?


それから2時間後試合が回ってきた