白雪は真実からの情報を二階に持ち帰り披露した

「なんか真実くんはモテそうだよね」


「優しいし強いしね」


「でもあの情報がほんとならライバル多いかもよ」

ガールズトークにエンジンがかかりはじめた
どうやら仲を深めるためらしい
名前も呼び捨てだ


「確かにそうかも」

「でも私はタイプではないかな…確かに強いしかっこいいんだけど…」


「あら?じゃ紅は誰がいいの?」


白雪が仕切っているような形になっている


「私は…流くんかな?」


「流くんは強いしクールなとこがかっこいいよね」


「あ~わかるわかる」


「そうだよね!!なんか無口だけどちゃんと考えてくれてて。頼りになるし…」


我に返る紅
美桜と白雪はニヤニヤしている

「それは恋だね」

「ち、違うよ!!」

「いんやお姉さんにはわかるよ…」


白雪はぐいぐい寄っていく

「確かにちょっと気になるけど…私バカだし…女っぽくないし…胸だって…」


「そんなの気にしない!!好きになったらアピールしなきゃ!!それに胸なら揉めば大きくなる!!私はそれでDになったから!!」


「わっ!!ちょっと…」


白雪は紅を揉み始めた


「俺も……混ぜろぉぉ!!」

「きゃぁ!!」




二階から鈍い音と悲鳴が聞こえてきた


「どした?まあ大地はなんかしでかしたか」


「俺は…辛い……話題にすらされない……だから揉み合いに入ろうと」


「よくわかんないけどお前が悪いのは確かだな」


女子たちが降りてくると美桜と紅は顔が真っ赤で心ここにあらずって感じだ
白雪はいつも通り



「二人…どした?」


「真実君には早いこと」


いつも以上の笑顔の白雪…いいことがあったみたいだ…




それから残りの日を実戦を積ませようと5対1をずっとやった