軽く食事をして森に行った



「では皆さん…はじめ!!」

マジダッシュをすると


「まて!!」


「絶対捕まえる!!」


紅と大地はただ単に走るだけ…

美桜と白雪は見えなくなった


これはだめだな


木の上に登って寝やすい場所を探し横になる

しばらくしたら流に見つかるだろうな…




「あ~!!完全に見失った!!」


「早い訳じゃないのにどんどん離されちまった………待ち伏せしようぜ」


「それで大丈夫なの?」


「だってあっちは逃げてるだろ?なら通るかも」


寝ているとも知らずに変な作戦をしている二人…


「みんな早いね…ごめんね白雪ちゃん…合わせてくれて…」


「いいのよ!!仲間でしょ?」


二人は慎重に進んでいた


「あっ流くん。真実くん見なかった?」


「それは教えていいものなのか?」


「かくれんぼじゃないんだからいいのよ」


少し考えてから口を開く流


「それもそうか…こっちだ」


ついて行くと上を指している


「ここだが…やばりあいつの考えならこれはずるいな……二人で力を合わせて耳元で起こしてやれ。この上10メートルくらいにいるからな」

そう言うと気に寄っかかり二人を見守った



「木登りは無理そうな高さだし…どうしよう」


「そうね…力を合わせるんだから…水と氷…いいんじゃない?美桜ちゃん…水のボール浮かべられる?」



発動させ水を集める…


大きさはサッカーボールくらいだ


「これに…私の氷を…ほら!!乗れそう!!」


「力を合わせるってこうゆうことだったんだね!!」

少し大きくして二人で登る

「ついたね」

「じゃ耳元で囁いちゃおう…せーの」


「「真実く~ん」」


「うわぁ!!ゾクゾクしたわ!!…おっ!!二人は息を合わせられたみたいだね」

下を見ると少しずつ崩れる階段があった


「じゃ降りるか」


二人を抱え飛び降りると流が風をクッションにしてくれた

「流…器用だな」


「練習したからな」


「俺と白雪、美桜は森の入り口いるからバカーズ連れてきてくれ」


ため息をつきながら探しに行く流


次は成功するだろう…仕切り直しだ