部屋に入ると尋問始まった


「なんでそんなに強いの!?」


「お前は鬼か!!」


などなど


一方的に30分ほど言葉のリンチを受けた



「俺…親が死ぬ前に実戦向けの剣道やってたんだよ。だから大人数相手でも問題ないというか…」


無理がありすぎたか?


「そうなんだ…なら私たちにも色々教えて!!みんなで強くなろ!!」

美桜が言うとみんなが同意した



「真実…来てくれ」


流に言われ部屋に行く


「楽にしてくれ」


「あぁ…どうした?」


流が重い口を開いた


「真実…お前は何と戦ってきた」

「だから…昔」


「それは聞いた…確かに剣道や何か格闘技などをやっている人間なら強いだろう…だが相手は人間なはずだ。あんな異形の物をきれいに切断するなんて不可能だ…お前は……対策室の人間だな?」



戦いを見てバレたか…


「まあ…答えなくても構わない。なんとなくここにいる理由もわかるしな。これは例えばの話だ…国会と対策室…お前はどっちが正しくないと思う?」


「俺は……対策室は国から敵視されることはしていない…と思う」


「…そうか。俺も同じ考えだ…引き止めて悪かったな。今度俺にも剣術教えてくれ」


部屋を出る…

バレたのが流でよかった…あいつなら誰にも言わないだろう


これからは気をつけないと


それから夕飯を作り寝ることにした