次の日放送が入った

<みなさん昨日紙を配ったホールまできてください繰り返しますホールまできてください>


下に行くとグループごとに並ばされた


<それでは今から魔水晶を武器化する練習を始めます>


周りがざわつく
魔水晶って魔ヶ憑きのと一緒かと思ったけど違うのか


<みなさんまずは色を確認してください>


みんなのを見ると
大地は焦げ茶、だけどきれいな焦げ茶だ。銅みたいな感じ

紅は深紅って感じだ

美桜はきれいな水色

流は翡翠のような澄んだ緑

白雪は…水色と緑が混ざった感じだ


<みなさんどうでしたか?色がわからない人も居るでしょう。例えば緑と水色…これは氷ですね。赤と緑なら威力は落ちるが遠距離が可能な炎。などです。さあ武器を出してみます。まずは私がやってみましょう。例えるなら魔水晶を触り武器になれと念じます。発動>


すると魔水晶から粒子が出てきて形を作り出す


<私の場合はみなさんの説明役なのでサンプルを魔水晶の使いました。ダーツの矢ですね。このように武器を出します。神風の幹部は魔水晶を加工して体に埋め込んだりピアスにしたりと様々に加工しています。それでは各自発動できるように頑張ってください。なおできたら私、葛西のとこまできてください。加工しますので>


みんなが一斉にやり始めた

俺は一人見ている


「発動」


「発動!!…できた!!」

流が一番、その次に紅ができた
流は緑のレイピアのようなもので鍔は複雑な造形だった
紅は両手に装着された赤いガントレットのような物で燃えているかのような模様

ほぼ同時に残りの三人ができた


美桜は水色の数珠だった一つ一つに細かいもようがある。遠距離支援型と言えるだろう
白雪は鉄扇が2つ
開くと様々な氷の結晶が描かれている
これは万能型かな
大地は小さなハンマーだった
大きくなれよとか言ってると巨大化した
どうやら使用者の意志に合わせ大きさを変えれるらしい

それぞれを表すかのような武器だった