唐揚げじゃなんかな…
インパクトがないと…インパクト…あれにするか


それから30分くらいしてやっとできた

主にデザートとにてこずった



「みんなできたぞ」


大きな白い物体を出す


「おぉ!!……ってこれなに?」


大地には分からなかったらしい


他の女子も同じようだ


「塩釜か」


「正解だ流!!」


流は知っていたらしい

みんなは塩釜と聞いても反応しない


「どうやって食うの?


「舐めてみたら?」


「…しょっぺぇよ!!」


大地はバカだった
塩釜言ったじゃん


割らなきゃな……何で割るか
調理バサミで行けるか?

思いっきり叩きつけ塩を割る


「バジルにローズマリーで肉を包んで鶏肉を焼いたのか」


「流は物知りだな。俺としては初の試みだったよ」


みんなが肉をみている最中にポタージュを入れていく


飲み物がなかったためオレンジとレモンを絞り少し砂糖を入れて混ぜた物を作った
たしかこうゆうカクテルがあったはずだ


「じゃ食うか!!これからよろしく!!」


大地の合図に乾杯し食べ始めた


「真実くん料理うまいね!!」

「いい主夫になるね!!欲しいわ~」

「いや…紅には貰われたくないわ」

「なんでよ!!」



賑やかなご飯は久しぶりかもしれない


「真実はなんでこんな料理うまいんだ?」


「あぁ…親いないから自分で作ってたんだ」


大地に紅が思いっきり頭を叩いた


「悪い…」

「気にすんな、だいぶ前のことだしな」

さすがに空気が悪くなった
デザートだしてごまかすか

冷蔵庫から器を出しみんなの前でひっくり返し見せる

うまく二層になっていた

「綺麗!!」


「これは真実くんモテちゃうな」


「なんか一流な感じのデザートね」


「上をゼリーの層で中に桃で花を作り下は桃を細かくしたムースでございます」


執事のような真似をして切りわける