男は俺が押さえている逆の右手で俺に殴りかかろうとしてきたがって

押さえている右手に力を込めると男の左手はミシミシと音を立てる

男は右手で俺を離させようとするが力を緩めず握りつぶす


すると俺とおっさんの間に白い布を頭からかぶった人物が男の顔を掴み窓をあけ海に投げ捨てる


｢皆さん食べ物を無駄にすると容赦しないので｣


そいつは神風の一員らしい
帰り際に耳元で

｢腕を折るのは関心はしませんが今回は正当防衛ですし見なかったことにします｣


どうやら神風の中でも上位の人らしい

危なかった



｢大丈夫!?私のためにごめんね？｣


｢全然大丈夫だよ｡食事くらいゆっくりしたかったからさ｡そうだ､名前言ってなかったね｡俺は真実｣

｢私は美桜(みお)よろしく!!｣


早くも友達ができてよかったが…美桜を狙ってる男性からの視線が四方八方から感じる…

ついでに雑魚雑魚うるさい奴らの視線も


さい先わるいな…これは

これからも巻き込まれなければいけないとなると泣きそうだ


まあ仕方ない雑魚は雑魚なりに何とかしよう