こっくり盤がある部屋に着いた
しかし異様な光景だったな。
窓がブルーシートで隠されていた。だから外からの光がない、まさに漆黒って感じ

「じゃあ始めようか」

ロウソクを十本くらいつけて教室を明るくした
俺と華音先輩は見守る係になった

「こっくりさんこっくりさん……」

始まった。
どうやらちゃんと動いているらしい
動くのは科学で証明できるらしいが答えが一つとは限らないよな

すると廊下でたったったと何かが走るみたいな音が聞こえた

「先輩…やっぱりこれは…」

「怖がんなくて大丈夫だよ!今手はなせないから二人でみてくれない?」

俺と華音先輩は廊下をちらっとみてみた
遠くで何かが動いた

「華音先輩、見えましたか?」

「ええ、まだ何かはわからないけれど」

どうやらそれは階段を上がったらしい
それからしばらくしてから足音が聞こえた

「俺、見てきます」

怖さがあったがあの死んだ3人になにがあったのか知りたかった

「じゃあ私もいくわ。真実くんだけじゃ頼りないもの」

今だけはそんなことを言われてもツッコミできなかった

廊下にでると嫌な空気が流れている
階段を上がるとさっきみた動くものがあった
正確にはそこにいた