うとうとしてたらしく起きたら外は夜だった

「あ、真実くん起きた?みんなもう着替えてるよ」

灯が話しかけてきた
しかも着替えている、こいつら…最初から来る気だったな!?

仕方なく俺も腕のないパーカーみたいなのをきた
「何時から行くんだよ。」

窓から見る外は生憎曇りで星が見えない

「よし、そろそろ学校行こうか!!」

凛華先輩の合図で学校に向かった



着くと昼間とは違い違う世界のような雰囲気だった。

「警備員はいないみたいね、真実くん先頭行きなさい」

華音先輩はそういって俺を押した
正直に言おう、俺は暗いのが苦手だ、とてもじゃないが一番前なんて、灯と凛華先輩は話しているから先頭は無理だし

「あら?もしかして真実くんは暗いの怖いのかしら?」

「ちょっと怖いですね」

すると俺の腕にしがみついてきた

「これなら怖くないでしょう?」

暗いとこでよかった、凛華先輩たちからは暗くて見えてないようだ。しかし華音先輩のいろんなとこが触れて…暗くて助かった、明るかったらきっと顔が赤くなってるだろう。
はじめて暗闇に感謝した