振り返るとそこには、…茶髪短髪嫌な奴。 こいつ、こんな声だったっけ?? まぁ、そこはどーでもいい。 『なんか用ですか??』 言うと、奴は着ていたジャージを脱いで差し出してきたじゃないですか。 「…ん。」 …親切か?? …企みか?? 『…大丈夫です。 自分のジャージありますし。』 それでもなお差し出されるジャージ。 いらんてば。