…それに、君の好きな花たちにはそれぞれに

「花言葉」がある。

君から教わった

たくさんの「花言葉」


これも永遠になくならない。

そう、僕の周りには君がいっぱいいる。

だから、寂しくなんてない。

だけど、それも長くは続かない。

だから、こうして僕は来てしまう。

君との甘酸っぱい思い出が

たくさんつまった江ノ島に。




ひとりぼっちの江ノ島に。


君との軌跡を残すにはどうしたらいいのか
考えてみた。

携帯があったから君と知り合えた。だから、

携帯の中に残したいなって思った。

詩じゃあ語ることが多すぎる。

僕には文才なんかないけれど、
小説を書いてみようかなって思ってる。

実際起きたことをだらだら書いてしまうだけかも
しれないけど、それでもかまわない。

あの日の君の笑顔が、僕の携帯に5枚ほど
残ってる。

その画像をページに入れたりして、
できあがったら保存するつもり。

もちろん、投稿なんか考えてないよ。

誰にも知られたくない、君と僕だけの思い出。

そしていまだに、ぼくたちのことは、

誰にも知られていない。




たったひとり、君の婚約者に気付かれるまでは。