「シロ…あ、これは家で飼ってるワンコのことです。白くないし雑種だし…あんまりカワイクないけど(ごめんね、シロ)不思議な力を持っています。

シロは、家族の誰かが辛い思いしてるのを気付くのです!そしてなんと、慰めてくれます!もちろん態度でです笑。

だから私もシロと散歩に行く時はできるだけ好きなようにさせてあげます。そして、しつけなければいけない時は、いつもありがとう、でもね、シロ…って笑。

ただシロの目を真っ直ぐ見て話し掛けることは忘れません。私の気持ちが沈んでる時、彼とのことがほとんどなのですが、シロは首を傾げながらちゃんと慰めてくれます。

だからシロ、大好き!いつまでも元気でいてね」

カワイクないからじゃなく、写メ撮ろうとすると、こんなふうに背を向けてしまうようなシャイな男の子です。
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「犬の気持ちと私の憂鬱」
彼氏がいるのか…。
何を考えてるんだ、僕は。
残念に思う気持ち…?

いや
違うな。

美雨のことがわかりつつある嬉しい気持ち。

それがしっくりくる。

いつの間にか、外は雨。

今ごろあの二人は楽しんでるかな。

雨で大変だろうな…。

雨具は持っていったのかな…。

あれ?

僕はなにをこんなに心配してるんだろう…。