降りる降りる降りるじゃ降りる降りる降りるじゃない…‥(エンドレス)……

「ぬをを」

「うるさいっ」




「……すみません。」



意味もなく耳がジンジンするなか反省した。

いや夏海はいつもいじめる。だがそれも夏海なりのスキンシップなのかもしれない。




「ああんもう遅刻って、あら?」

「先生まだ??」


「あ-そうだな授業再開するか」


先生もそそくさと誤魔化して愛理か沙宏太に席に着けと呟いた。

「先生も苦手なのか」

「え?」

「あんたぼけっとしてないでメ-ルしてよ」

「あっ」

「なにわかんなかったの?じゃああんぱんミックス頼んだわよ」

「夏… わかったよ…‥」

俺はこうしてマヤちゃんにメ-ルを送り、提案を聞いた代わりに学校内にあるコンビニに向かう想像をした。