「あのさ…」

「なに?」



みつめてくる視線が怖かった。



「あっ悪い」

「うっううん」



彼はサングラスを外し、学校の裏にある公園にいた。






「時間が掛かってごめんなさい寒かったよね?ごめんなさい」





彼は受け取ると笑った。





「君って面白いね」






彼にそう言われた。