彼の瞳は光ってて、あたしは彼にみつめられたまま時が止まった。

「…おれなんかじゃ」


彼は辛そうに。



「…後悔するからさ」


堪えて、溜めて。



「…夢を叶えてやれるからもう会うな」



と彼は優しく抱き締めてあたしがなにか言おうとすれば唇を塞いで、背中を擦った。