「………しない」

なんっ…

出かかった言葉を飲み込み彼の表情をとらえあたしはカッとまた赤く染まった。



「そんな顔するのにヤれるかよ」

「──ッ」

「それに着替えるだけだから、俺は優しくなんかないから…やめとけ」

「…えっ」



そんなの!!!


 ぎゅっ

「な?力は簡単に変えられる


痛くするのも


優しくするのも


お‥れ…次第だろ」


「だからやめとけ?」

「そうは言ってない」

「えっじゃあ…」

ぎゅっとさっきよりも繋いでるかわからないぐらいの弱さで彼は手を握った。

彼の目をみると彼は目を細めて耳元へちかづき囁いた。