───おれはマヤがすきだから、いつでもそれは変わらないって証しってなんか…て、照れるな

───うそばっかり


笑いあうあたし達。

「てかなんでいま浮かぶかな」

あたしは顔をしかめ彼に借りたままのアウタ-にポケットに。

指輪を落とした。


「後は…」



彼のもうひとつの依頼。
先生の手帳を探した。