「なぁなぁ紅志ぃ~、俺の声好き?」

「はぁっ?なにそれ?」

呆れた声が返ってきた。

「俺はオマエのギター好きだよ~」

「……っばぁか!!」

へへっ、やっぱその答えかぁ~。

顔を赤くするヤツを見ながら、俺は笑うんだ……。

たぶん、この声が歌を歌えなくなる日まで。









♪END♪