「はぁ…。 はぁ、見つけた」 いつの間にか包んでた 腕の中はいつもより かなり熱かった…… 「正太郎…?」 「……。」 「…何で居るの?」 だって正太郎…… 家に居るはずじゃ… 「探したから……」 あたしを探したの? 風邪ひいてるのに… その言葉にまた涙が溢れる。 .