次の日、俺はだるくて大学をさぼった。


部屋の中は冷房がききすぎて寒い。

ベッドの中で携帯を開いて時間を確認する。


3時頃にあのコンビニに行けばいいんだ。



起き上がってリモコンで冷房のスイッチを切る。


家具の少ない部屋を見渡す。


……寂しい?




冷蔵庫からコーラを取り出して喉に流し込んだ。



炭酸が弾ける。




俺は一人が好きなんだ。




ピピピ……



携帯が鳴った。

柴田さんだ。



「もしもし」

「お金、いれときましたから」


ブチッ



ありがとうございますと言う前に一方的に電話は切られた。