俺が自分の頭の中で色々整理しようとしばらく無言になると、涼太がため息をついた。 「今からおまえんち行くから」 ブチッと電話は強制終了されて、数十分後に涼太は家に訪ねてきた。 「よ」 ドアを開けるといつも通り涼太はずかずかと中へ入っていった。