「よーっす!」 「……」 涼太の両手には色んな酒とつまみの入ったビニール袋。 「……帰れ」 「はぁ〜? ってあれ?」 ひょいと俺の肩ごしに部屋の中を覗いてにやつく涼太。 気持ち悪い。 「先客だな!」 「……あっ」 涼太は俺を押し退けてずかずかと部屋に入っていく。