もしかして……


俺ってロリコンなのかな?


ふとそんなこと考える。


まぁロリコンでもいいや。

ウミちゃん、可愛いんだもん。




「スマイリーに会いたい?」


「うんっ」


「じゃあうちに来なよ」


「行っていいの?」



少し首を傾げるウミちゃん。


小学5年生にしては無防備すぎるウミちゃん。


背の順は前から三番目らしい。


精神年齢もきっと他の子より幼いんだろうな。



「いいに決まってる」


「じゃあ行くっ!」




俺とウミちゃんは手を繋いで小さなアパートに向かった。