「何書いてるの?」 「日記だよ」 「日記って寝る前に書くんだよ?」 「いいの」 何度も書き直して、やっと書き終える。 「じゃーん!」 日記を書くのに夢中になってて気づかなかったけど、ウミちゃんが昼ごはんを作ってくれたみたいだ。 「食べよ!」 「ありがとう」 何時頃に警察は来るんだろう? 起きたときから玄関の方ばかり気にしてた。 涼太はいつ電話するつもりだろう。