・・・[ピンポォ〜ン]


「はぁ〜〜い♪」





あたしが部屋で落ち込んでるのも知らず,脳天気なママは甲高い声で返事なんかしちゃって

なんか,一瞬ムカッときたのわ気のせぃ???


うちパパ居ないからなぁ〜〜。
ママの突っ込み担当もぃない訳で・・・

バカ弟は,絡みにくぃし・・・



あたしの家にまともな奴いねーのかよっ!!

そん時・・・・・


「ねーちゃん??」

↑超Bat Timing。 うざっ。


「あ゙っ??」 ←弟には,いつもこんな感ぢ。

「ママが手伝ってだって。」


−−−−−−−−−−−−−−

伊雲 涼汰(いぐも りょうた)


中1。 バカとしか言ーよーのなぃ バカ弟
そしてドジ。
−−−−−−−−−−−−−−


「今行くから,涼わ下行っとけ。」



バタバタ。





まぁ,手伝い行くか。


あたしは部屋のドアを開けた。

そしたら・・・




ドタンっ!!!


わっ,鈍い音




「いって〜〜」 涼汰


「お前,アホか!! んでそこ邪魔!! どぃて!!」

「ざけんなょ。」

何1人で言ってんの??? 天然?? んま,ママの子供だしな。

↑って,あたしもだけど



「あっ,ケータイ忘れた。」

取りに行くのダルぃ。


「涼,あたしの机の上からケータイ取って来て。 机の中見んなょ。」



小さぃ頃からバカなくせに
あたしの言うコトわよく聞くんだょ,こいつ。

だから案の定・・・


「見る訳ねーぢゃん。見たくもねーよ。」

ね。聞いたでしょ