(・・・僕の胸はきゅんきゅんしていた。)

「…僕で良かったら………」


「…えっ!?」


なっなにを口走っているんだ自分!

まさか『僕を買って下さい』

とでもゆうつもりか!?


「な…なんでもないです!何でも…はははははは。」

「…」

「…」


「…じ、じゃあ頂きます。」


彼女に差し出されたコーラを手に取り急いでレジに向かった。



「…ふふっ。変な人」



可愛い彼女は僕を見て、ほほ笑んでいた。


…僕の瞳は釘付けになり、胸の鼓動はきっともう止まらない。