霞は彼氏が出来て、だいぶ落ち着いて来た。



けど、これは別。



「もう凌。稜が継ぐっつってるからいいじゃん!!」

「はぁ…。稜はいいのか?やりたい事あったんじゃねーの?」

「あったけど、別にたいした事ない。」



それに社長になっても出来る事だし。



「だいたい何?なーんでこんな話になったのよ。」

「「…………」」



クソババァ…。



あんたのせいだろ…。



「今度、稜の面談に行くから進路教えて。」と言ったあんたが…。



だから親父に進路について相談して……。



この母親は俺の担任が秋チャンと思っているようなノリだ…。