もう祥也さんの考えてる事がわからない。



「学園長年上に見えねぇ～…。」

「俺も、祥也が年下に見えねぇ～…。」



この２人、意気投合してるんだけど…。



どうにかならないの！？



「あ、そうそう。忘れてた。」

「……？」

「稜これ雫に渡しといて。」

「なんだ？」

「朱雀の歴代総長の集まりの案内。」

「ふーん。」



確か稜君のお母さんは不良だったんだよね？



「あ、稜。」

「何？」

「何か挨拶考えといて。」

「は？」

「卒業式の在校生代表。」



えっ！？



稜君が在校生代表？