「バレる…かな…。」

「知ってる奴がいたらバレるな。まぁ別にメイク変えれば問題ねーかもよ。」

「そっか…。稜君のクラスは?」

「……チョコバナナ。」

「…………」



一瞬間があったけど!?



稜君チョコバナナ嫌いなのかな?



美味しいと思うのに…。



「あ、学園祭。回るか?」

「えっ!?」

「どうせ屋上でサボるから、時間作るけど?」

「うん!!」



夢みたいだよ!!



稜君と一緒に回れる!!



「頑張れよ。」

「うん。」




そしてあっという間に日は流れ、学園祭当日になった。