「俺はずっと恋しないって思ってた。だけどアイツにあって恋をした。
初めて人を好きになった…。」

「その人は今…。」

「これ。」



小指を立てる祥也。



まさか……。



「俺アイツとこんなになると思わなかった。
まぁ運命だな。」

「運命……」



祥也とその人は運命…。



「まぁ出会いはアレだ。借金取りにヤられそうになったのを助けたから。偶然ってヤツ?」



偶然…。



「そいつが元キャバ嬢なんだよ。店始めようと思ったのはアイツが原因。」



偶然が祥也とその人を引き合わせ、更に俺達を祥也と引き合わせた。



凄い偶然……。