仕事中!って思ってるのに、考えてしまうのは稜君の事。



稜君はそんな事考えてるのかな…?



「ユリちゃん?顔赤いよ!?」

「ふぇ?」

「ちょっ!熱まだあるんじゃない!?」



そう言われると身体が熱い…。



「どうなされましたかっ!?」

「ユリちゃんがっ…。」



草薙さんとお客様の声がする…。



頭がボーってしてきた。



「どうした草薙!」

「祥也さん…。ユリちゃんが…。」



祥也さん…?



周りがざわつき始めた。



あたしの瞼は重くなる…。



そうしてあたしは意識を手放した。