あたしは美鈴と別れたあと 自分の教室の場所を探していた。 ――ドンっ―――― その音と共に あたしは床に倒れこんだ。 「いてて…」 声の方を見ると 男の人が倒れてた。 「す…すいません!」 あたしはとっさに謝った。 「あ、あはは!大丈夫。」 男の人は笑った。 なんか…カッコイイかも。 あたしはそんなことを思いながら 教室に行こうとして立ち上がろうとした。