―ガラッ―

私は勢い良く職員室のドアを開ける。
そして、職員室に居る先生の目がこちらに鋭く向かった…。

「吉井どしたあ?」

そんな中話かけて來たのは、理科担当の小林だった。

「先生!!!」

「ななっ!!なんだよぉ」

「荒木君が停学ってどおゆう事ですか!!!?」

私は職員室に響き渡る位に叫んだ…。

「あのなぁ…荒木はいつもの事だろがぁ」

「いつもの事って…理由を教えて下さい!!!」

「理由わなぁ…荒木は玉咲高校の生徒を殴って病院送りにしたんだ」

「えっっ…?」

私はそれ以上聞く事が出来なかった…。。

荒木君が玉咲高校の生徒を殴った…?

嘘でしょ??
だって…あんな優しい人なのに…。

私は静かに職員室を出ると、ある場所に向かった…。