「有沙!大丈夫、大丈夫だから!」
「痛い〜」
涙が出て来た。
切ったり擦ったりぶつけたりと言った痛みとは異なる、身体の内部からぐぐっとつかまれる様な痛み。
「根岸さ〜ん!呼吸、しっかりね!
吸って〜はいて〜
吸って〜はいて〜
まだいきんじゃ駄目だよ。」
「んん〜!」
言われてることは分かっていても、なかなかに難しい。
いきみたくてたまらなくなってきた。
まだだめ、まだいきんじゃ駄目と言われながら30分ほどベットにいた。
汗が滲む。
もう限界だよ。
苦しい…
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…