『ななみい~、帰ろッ』

ぅちゎ、高校2年の伊藤ななみ。

今話しかけてきたのは、親友の宇野かなこ。
かなこは同じダンス部で、背も高くてスタイルもよくて、ほんとにかわいいからすごぃモテる。
背が低くて顔もふつーな私とは大違い・・・。

「うんッ!!
 準備するから、ちょっとまってねえ~」
『はぃはぃ♪』

かなこは、マイペースな私にいつも合わせてくれる。
もお、ぅちが男だったら完全にほれてるな。笑

「よし。
 わすれもんなーしッ」
『じゃーいこっかあ♪』
「うん~」

今日もいつも通り、かなことあそびにいく。
ぅちらはこうして学校帰り毎日のようにあそんでいる。

人通りのあまりない公園の前を通ったとき、

『ななみい~、ちょっとトイレいってきてい?
 学校からがまんしてた!笑』
「まじで~w
 いってこいッ」
『いってきまあー』

そぉいって、かなこはトイレへ走っていった。
あれは相当がまんしてたな。

ぅちはブランコに座って、ケータイをいじっていた。

そんなとき、公園のなかに2人チャラいお兄さん達が入ってきた。
一人は、金髪で髪を立たせていて、灰色のスウエット。
もう一人は髪は明るい茶色でだぼだぼのズボンをはいている。

ちょっと怖い・・・けど、ちょっと人もいるしだいじょうかぁ☆
ん?
近づいて、くる?

[ねぇーちゃん1人?
 かわいいねぇー。
 俺らと遊ばない?]
「ぇ・・・」
[いいじゃん♪
 いこーぜぇ~]

いやッ・・・
この人たち・・・

〈ぉーぃw
 俺の女に、なにしちゃってくれてんの?〉

そこに現れたのは、黒髪をたたせていて、隣の一高の制服を着た男の子。

[っち、男持ちかよ。
 いこーぜ。]

2人組の男はそぉいって行っちゃった・・・

てヵ、俺の女って・・・
ぅちこんな人知らないんですけど・・・