いっつもどんなときも
あなたは 笑顔だった

あたしは最低だ…

あなたはいつも
   私に優しかった

ちょっと変わった
折り鶴を紙で作ったとき

みんなは、ただ
 〔変なのーッ〕と
笑うだけ

でもあたなは
 大きな目を輝かせ

〔すっげぇー、どうやっておったのっ?〕

と、無邪気な言葉を
返してくれた


そんなときもあなたは
苦しんでたんだね。

わかってあげればよかった

あなたは ときどき
私の隣の席だった


でも、気づけなかった

あなたは、ずっとずっと
大変な思いをしてたこと

両親は共働きで
小さな妹の面倒を見て…

大変だったね

すごく辛かったよね


あたしが変わって
あげたかった。