『俺ソファーがいいんだよ、いつもソファーで寝てるし』
「ならなんでこの部屋にベッドがあるんですか!いいからこっちで寝てください!」
あたしは暁羅さんの肩をぐっとベッドの方へ押した
『きゃっ』
「ぅわっ‥」
一瞬だった
フローリングで滑ったあたしは暁羅さんに抱き上げられ、上半身がベッドに横たわった暁羅さんの上に思いっきり乗っかった
「‥‥っぶねー」
『ごごごごめんなさいっ!それじゃおやすみなさい!』
勢いよく立ち上がった瞬間
ツルッ
『わっ!』
また滑った。←学習能力ゼロ
でも今度はなんとか踏ん張ってこけずに済んだ
「‥ぷっ//」
『‥////』
「わかったわかった、俺がこっちで寝るから(笑)」
『はい‥//』
「あ、はい。これ使いなね」
ふかふかの毛布を渡されて、嬉しくなって頬にすり寄せた
『おやすみなさい♪』
そそくさとソファーに戻り、横になると、疲れていたせいかあっと言う間に深い眠りに落ちた