『うぉあ!』
想像以上にふかふかでゴロンと倒れてしまい背もたれに頭をふわっと打った
ひっくり返された亀みたいにソファーの上でもがくあたし‥←ダサすぎです。
「何してんの?(笑)」
異常な体勢でソファーに腰掛けるあたしを見て、暁羅さんは笑いながら言った
『や‥想像以上にふかふかだったんで‥』
あたしは顔を真っ赤にしながらなんとか起き上がった
「ミルクティー置いとくね」
真ん前のガラスのテーブルに湯気のたったマグカップが置かれた
『ありがとうございますっ』
「結構甘党だったりする?」
『かなりの。(笑)』
「ならよかった。ちょい砂糖入れすぎたから」
あたしはミルクティーを一口飲んでから、目をキラキラさせて親指を立てグッドの合図をした
『ちょうどいいです』
暁羅さんはそれを聞くとふっと柔らかく笑った