しげきが大阪に行った。
私は家を飛び出した
傘とケータイを手に
どしゃぶりの中を
何故か無我夢中に走った
泣きながら・・・・
だって泣くしかないじゃない
たどり着いた場所は
辛くなったらココに来ようと決めていた場所。
「雨すごいや・・・・」
私はケータイをポケットにしまい傘をとじた
雨が自分の涙を流す
雨なのか涙なのか
わからなくて
雨が自分の涙をごまかすように降り続ける
「もう泣くしかないのかな」
泣いたってしげきは
戻ってこない
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