「あれ....私何で自分切ってんだろ」


自分の手首には無数の傷跡がついていた


でも何だか笑えてきた。

私は生きてるんだ。
この少しの痛みが自分を生きてると
実感させてくれた。
そして今度は本当に自ら感情があった
状態で手首を切った。


私は流れる血をずっと見ていた。



私は家族が帰ってくる前に眠りについた


「・・・明日は朝練に行こう」


私はその夜、本当にすぐ終わってしまう

夢を見た。