「やる事ねぇな....」

私は人が居ない静かな場所に着いた。
草に寝転がり
空を見ていた。

本当に静かで、たまに小さい子たちの
笑い声が聞こえてくるぐらいで
自分の独り言がとても大きく聞こえて恥ずかしくなった。

それから何時間そこに
寝転がっていたんだろうか?
自由になりたくて自由に空を舞う
蝶や鳥が羨ましかった。

気づいたら太陽は沈みかけていて
人が居ないこの場所は、
とても淋しく薄気味悪かった為、帰ることにした。


いまでも淋しくなったり
何にも考えたくないときは
ここに来ては
空を見たり寝転がったりしている。
今も昔も変わらない場所。


それからコンビニを寄ったりしていたら
月が顔を出して完全に夜になっていた。

私は一人でのこのこ
歩いて帰っていると

めったに鳴らないケータイが鳴り響いた